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公務員試験合格戦略

1.試験戦略の必要性

公務員試験は、試験科目が多いうえ、試験種目も多く教養択一対策、教養論文対策、専門択一対策、専門記述対策、面接対策とやるべきことがたくさんあります。
そのため、闇雲に学習していても合格のポイントを外しなかなか合格しない試験です。
そこで、効率よく短期で目的の公務員試験に合格するためには、公務員試験のポイントを押さえた戦略的な学習が必要になってきます。
CSSでは、皆さんの個性に合わせた戦略を提案し、合格までの最良の方法を皆さんと一緒に考えます。

2.戦略決定の要因

(1)志望先を決定する

公務員試験は、志望先により、日程、試験科目・種目、内容が異なります。合理的に合格するためには、まず志望先を決定することが重要です。また、通常の受験生は4つ以上の公務員試験を受けています。第一志望と併願先の決定に際しては、主に以下の3点がポイントになります。

合格戦略
① 仕事への興味
興味のわかない公務員試験に合格しても、残りの人生はつらいものになるでしょう、まず自分が働きたいと思う公務員試験を調べ第1希望を決め、第一希望を軸として併願先として第三希望ぐらいまでを決定しましょう。
② 試験日程
例えば、都庁と特別区のように、同じ日程では併願はできません。異なる日程の試験で、第一志望を中心にして間隔等を考慮して併願作戦を立てます。
③ 試験科目・内容
併願状況により、学習すべき科目が膨大になる可能性があります。極力、学習科目は少なく済むように、科目も考慮したうえで、併願先を考えましょう。

志望先は、仮でもかまわないので早めに決定しましょう。決定が遅い場合には学習方針がぶれ学習効果が薄くなり、試験に対する対策が遅れる可能性があります。志望先の変更はいつ行ってもいいので志望先は早めに決定しておく必要があります。

(2)試験の内容を知る

公務員試験は職種により、試験科目が異なります。また、試験種目が変わってきます。志望先により、択一中心か論文中心か、または併用パターンなどの学習戦略が異なってきます。

<試験種目>

  東京都庁 特別区 千葉県庁 国税専門官 国家一般職 市役所
教養択一
専門択一 ×
教養論文 ×
専門記述 × × × ×
面 接

注 △ 市役所試験においては専門択一試験がある市役所とない市役所がある。

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(3)公務員試験の採点方法

公務員試験は、素点で争われるわけではありません。国家公務員の場合には、素点を標準点換算(偏差値を少し加工したもの)し傾斜配点を行ったうえで標準点を求めます。

<配点比率>

  試験種目 教養択一
(基礎能力試験)
専門択一 論 文 人物試験
国家一般職(行政) 配点比率 2/9 4/9 1/9 2/9
国税専門官   2/9 3/9 2/9 2/9
労働基準監督官   2/7 3/7 2/7

以上より、専門択一試験の配点が最も高く、専門択一試験の攻略が公務員試験のカギを握っていることはわかります。
しかし、注意しなければならないのは足切点である基準点が存在するため、他の試験種目が満点でも一種目でも基準点に満たない場合には不合格となってしまいます。

以上より、公務員試験では、強い科目や種目で大量点をとり、弱い科目・種目をカバーするという戦略はあまりなじみません。公務員試験の極意はまさに「合格しようとするのではなく落ちないようにする」ことです。

(4)公務員試験の学習スケジュール

公務員試験の学習は大きく分けて5つのクールに分かれます。CSSでは各クールの前に戦略的ガイダンスを実施して戦略の確認のその時期に行うべきことを明確にして学習効果を上げます。

第1クール

学習を始める時期です。まず学習の習慣を作り、公務員試験に対する知識を深めます。この時期に、たくさんの科目を一気に始めても学習効果は上がらないため、公務員試験の重要科目である憲法、民法、行政法、数的処理、経済原論の主要5科目(市役所等、教養のみの場合には数的処理のみ)をきっちり学習します。特に数的処理は先行してやることが重要です。
また、この時期に公務員試験を研究し、志望先を明確にしておくことで戦略的な学習が可能になります。

CSSの対策 CSSでは、この時期に主要科目を中心としたカリキュラムを実施します。また、比較的余裕のあるこの時期に、公務員の各職種ごとの内容と特性、攻略法を戦略的ガイダンス・個別相談等を通じて研究し、志望先と併願先を決定します、さらに、面接の準備をしておくのが効果的であるため、先んじて面接対策を行います。

第2クール

主要5科目を継続して学習しつつ、その他のマイナー科目を学習する時期です。この時期には一気にたくさんの科目を学習しなければならないためバランスのとり方と、学習効果を考えた時間のとり方が重要になります。 また、この時期に教養科目の学習の仕方が、試験結果に大きな影響を与えます。

CSSの対策 CSSでは、戦略的ガイダンス・個別相談を通じて選択科目の最終決定、バランスのとり方を考慮したみなさんオリジナルな計画を一緒に策定します。

第3クール

論文がある受験生は論文の準備に入る時期です。論文は無暗に論文を書いていても時間の無駄です、論文攻略の戦略をきっちり立て十分に準備しておきましょう。

CSSの対策 CSSでは過去の問題を専任講師が分析し論文対策を行い、CSS独自の効率的な方法論を実施し万全な準備をこの時期に行います。

第4クール

試験直前期で、この時期が最も重要であり、ここで合否が決定するといっても過言ではありません。
理想的な総復習が第4クール行い合格可能性を高める必要があります。

CSSの対策 CSSでは、直前期に各試験傾向を分析し、直前ゼミを実施し、試験傾向に合わせた総復習と最終調整を行います。

第5クール

公務員試験は5月から9月までの長丁場となります。
その間は実力維持と、一次試験合格後の面接対策、官庁・自治体対策が最終合格の大きなファクターとなります。

CSSの対策 CSSは特に面接に力を入れており、皆さん独自の面接カード指導、志望自治体、官庁に合わせた模擬面接は無制限で納得いくまで実施します。また、実力維持のための実力維持講座を実施し、最終目標先に合格するまでガッチリサポートします。

3.自分の戦略

受講生の皆さんの、好き、嫌い、得意、不得意などの個性より100人いれば100通りの戦略が存在します。
CSSでは、ベテランの講師・職員が皆さんに合った戦略を一緒に考え、やるべき時にやるべきことをしっかりやる皆さんに最も合う戦略を提案していきます。

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